平成31年度(2019年度)からの中学校部活動について
このたび、平成31年(2019年)4月から「伊丹市中学校運動部活動に関する方針」が施行
されました。義務教育である中学校段階の運動部活動を主な対象とし、生徒にとって望ま
しいスポーツ環境を構築するという観点に立ち、運動部活動が以下の点を重視して、多様
な形で最適に実施されることを目指すためです。
1.知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育む、「日本型学校教育」の意義を踏ま
え、生徒がスポーツを楽しむことで運動習慣の確立等を図り、生涯にわたって心身
の健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力の育成を
図るとともに、バランスのとれた心身の成長と学校生活を送ることができるようにす
ること。
2.生徒の自主的、自発的な参加により行われ、学校教育の一環として教育課程との
関連を図り、合理的でかつ効率的・効果的に取り組むこと。
3. 「学校における働き方改革基本方針」(平成30年8月伊丹市教育委員会)の視点か
ら、学校全体として持続可能な運動部活動の指導・運営に係る体制を構築するこ
と。
本校においても、平成31年(2019年)4月より「伊丹市中学校運動部活動に関する方針」
に準じて策定した「伊丹市立東中学校運動部活動に関する方針」に基づき部活動を運営
して参ります。主に「ノー部活デー」の実施基準が昨年度までとは変わっています。
保護者の皆様にお知らせいたしますとともに、今後も変わらず中学校部活動へのご理
解、ご支援をお願いいたします。
※ なお、文化庁において、「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン(仮称)」
が策定されるまでの当面、文化部活動に関しても、文化部活動の特性を踏まえつつ、本
方針に準じた取扱となります。
【ノー部活デーの実施基準】
○ 学期中は、週当たり2日以上の休養日を設ける。
(平日は少なくとも1日、土曜日、日曜日及び祝祭日(以下「休日」という。)は少なくとも
1日以上を休養日とする。)
※ 休日に大会(※1)参加で休養日を設けられなかった場合は、休養日を他の日(平日
も可)に振り替える。
〇 長期休業中の休養日の設定は、学期中に準じた扱いを行う。また、お盆や年末・年始
等を利用し、その期間に加えて、その前後の期間に休養日を設定する等して、生徒・運動
部顧問の健康管理と地域・家庭とのコミュニケーションを図れるよう、ある程度連続した休
養期間を設ける。
〇 1日の活動時間(※2)は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の休日
を含む)は3時間程度とし、できるだけ短時間に、合理的でかつ効率的・効果的な活動を
行う。
※1 大会、練習試合等については、上記の限りではない。
※2 活動時間=練習時間。(準備や片付け、ミーティング等に係る時間は含まない。)
〇 大会1週間前の活動時間については、平日30分程度までの延長を認める。